白波瀬小児科

草津市野村の小児科 白波瀬小児科

〒525-0027 滋賀県草津市野村8丁目9-37
TEL 077-561-0880

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診察室便り

2019/3/7
 インフルエンザの全体の数は減少していますが、インフルエンザB型が散発している情報があります。 インフルエンザ以外のの高熱の風邪、下痢嘔吐の風邪、長引く咳の風邪などいろいろで、クラスの欠席者の増えている学校も、少数ですがあります。 こどもたちの体調に変化を感じたときは、できれば、まず休養を取らせてあげてほしい、と願っています。

 ところで、夏の来る前に、日本脳炎ワクチンを受けましょうと、よく言われます。
 日本脳炎は、蚊が運んでくるウイルス感染症です。 日本脳炎を発症した患者数は、2000年以降では年間で10人前後で、九州からの報告が多いのですが、北海道・東北地方を除いた広い地域から報告されています。 年齢では、15歳以上が多いのですが、14歳以下での報告もあります。
 日本脳炎ワクチンは定期接種で、今のところは3歳からの接種が目安となっていますが、生後6か月からは定期接種として、ワクチンを受けることができます。 ワクチンの接種量は、3歳未満は0.25ml/回で、3歳以上の0.5ml/回です。 接種回数は、7歳6か月までに3回、9歳から13歳になるまでの間に4回目をするというのは、どの年齢から始めても同じです。 ワクチンに関する疑問は、かかりつけの先生としっかり相談するようにしましょう。 

2019/2/20
 麻しん(はしか)の流行が心配されています。
 大阪や京都で発症者が増えています。
 草津保健所管内でも、先週に麻しんの発症者が確認されました。

 麻しんの潜伏期は10日から21日程度ですので、今週末からは草津保健所管内やその周辺での発症者が増える可能性があります。
 典型的な場合は、3日前後の高熱の後に、口腔内にコプリック斑(口腔粘膜が赤くなりその中に小さい白点が点々と見られる)と呼ばれる症状がでて、体幹や顔から四肢に広がる紅い発疹がでて、さらに熱が数日続きます。咳や鼻水の症状も強く、目が赤くなる、中耳炎が生じる、気管支炎や肺炎になる、まれですが重篤な状態になることもあります。(麻しんワクチンを受けている方では、典型的ではない症状になることがあります。)

 麻しん風しん混合ワクチンは、1歳の時と年長の時(小学校に入る前年)の2回の定期接種として実施されていますが、1歳未満の赤ちゃんや1歳以上でも接種できていない場合や免疫の強くないあるいは維持できていない状態の方では感染がしやすいと考えられます。

 熱が続きながら発疹も出てきた場合、流行地に行っていたことがわかっている場合、また、海外旅行をしてきた場合などは、医療機関に情報を伝えたうえで受診されることをお勧めします。

2019/2/13
 インフルエンザA型の流行は峠をすぎましたが、B型の流行がこれからどうなるのか心配なところです。最近は5月ころまで発症する方があります。引き続き家族全員で気を付けて過ごしてください。
 嘔吐から始まるインフルエンザもあります。初期にはウイルス性胃腸炎と区別しにくいときがあります。経過の思わしくないときは、「おなかのかぜ」と決めつけず、もう一度受診してみるのも大切かもしれません。

 今年のゴールデンウイークは長い連休となるため、滋賀県や医師会が、各診療所(医院)や病院が診療日を設けるかどうかの調査をしてます。もともと、休日にも診療をしている医院や病院や守山・野洲・草津・栗東の湖南4市で協力している湖南広域休日急病診療所がありますが、それら以外にも、臨時に診療を行う診療所や病院があるかの調査です。県や医師会のホームページや広報などで情報公開があるかもしれませんので、参考にしてください。

2019/2/6
 立春をすぎると少し暖かさを感じる日もありますが、寒の戻りもまだまだありそうです。
 インフルエンザの発症数が少し減ってきた感じもしますが、保育園、幼稚園、学校ごとにインフルエンザの勢いは異なっています。2回目のインフルエンザにかかっている子どもも見うけます。
 インフルエンザではない熱の上下がつづく風邪や、ぜーぜーと呼吸の荒くなる風邪や、嘔吐ではじまる胃腸風邪もみられます。「インフルエンザでないから軽い風邪」というわけではないので、体調の悪いときは、しっかり休養するようにしましょう。

 インフルエンザの診断は、症状から判断される場合もありますが、インフルエンザウイルスを検出する迅速検査があります。多くの場合は鼻の穴から綿棒を奥のほうまでいれる検査です。反応が早くから出る人と、時間がある程度たたないと反応が出てこない人がいます。保険診療では、検査のできるタイミングと回数が決められています。また、反応がなかったとしても、インフルエンザにかかっていない証拠にはなりません。検査をするかどうか、その結果をどう判断すべきか、医師としっかり話をするようにしてください。

2019/1/30
 インフルエンザの流行がピークになっています。あと2週程度はこのピーク状態が続くことが予想されます。
 今はA型が主流ですが、2月に入ると、B型の流行に置き換わることがあります。A型とB型では遺伝子型が異なるため、2回目のインフルエンザにかかることもあります。実は、A型にもタイプ違いがあります。例年、A型が2種類、B型が1ないし2種類確認されるので、ひと冬の間に3回インフルエンザにかかることも考えられます。
 「この冬はもうインフルエンザにかかったから、次の冬までは心配はない」なんて思わず、予防対策(手洗い、うがい、マスク、十分な睡眠、偏りのない食事など)を続けてください。


2018/6/1
 梅雨入り前に運動会を開催する小学校が増えていているようです。9月、10月が台風で予定が狂いやすかったり、夏の暑さが残って熱中症になりやすいことを考えるとよい傾向かもしれません。私が小学生時代を過ごしたところでは、春に小運動会、秋に大運動会と2回ありました。春の小運動会は、徒競走が中心で、こじんまりしたものだったことを思い出しました。
 5月初めまでは、局所的なインフルエンザによる学級閉鎖が散見されていました。ようやくインフルエンザは終息したようにみえています。しかし、2009年に新型インフルエンザが登場したのが5月だったことを考えると、1年を通して、油断してはいけないように思います。今のところ、アデノウイルスや手足口病が増える気配です。溶連菌や感染性腸炎も見受けます。
 朝ご飯、睡眠をしっかりとって、体調を維持してください。


2017/12/23
 12月中頃から、草津市・栗東市ではインフルエンザの学童・園児たちが増え始めました。一部の小学校や幼稚園では学級閉鎖や学年閉鎖もありました。これからはいろいろな行事や用事で、いろりろな人との接触も多いと思います。楽しみなイベントもあるかと思いますが、訪問をする側もされる側もお互いに、体調のすぐれないときには、無理をしないようにしましょう。

 冬の時期ですが、保育園では、夏かぜと呼ばれるヘルパンギーナ、手足口病、プール熱も散見されています。胃腸の風邪や溶連菌やRSウイルスも流行があります。
 感染病原体の特定できない、熱の上下が長引く風邪もしばしば見受けます。ときに、肺炎にいたることもあります。しっかり体調が回復してから、集団生活に戻ってほしいと思います。


2017/9/28
 今シーズンのインフルエンザは、早くに流行が始まるという情報があります。草津でもすでに、9月中に複数の小学校で学級閉鎖がありました。草津市内のある事業所での成人の方の流行もありました。 今のところ、大流行にはなっていませんが、注意が必要です。
 昼間は少し汗ばむ気温にまで上げることもありますが、夜は肌寒くなってきました。 湯冷め、寝冷えに気をつけていただきたいと思います。 なにより、いつも通りの、マスク・うがい・手洗いは大切です。 また、体調を維持するためには、睡眠とバランスの良い食事が大切です。 無理矢理に食べさすことに対してはいろいろな意見のある所ですが、少しずつでも偏りのない食事ができるようになってもらえたらよいなと思います。 ただし、食事アレルギーのある場合は、かかりつけの先生と相談しながら、慎重に対応してください。
 
 RSウイルス感染症は、例年より多くなっています。 咳が良く出て、時にゼーゼーした呼吸になります。 1歳までの赤ちゃんでは重い症状になることがあるので、特に注意が必要です。 咳の良く出ているときは、赤ちゃんとの接触を控えるようにしてほしいと思います。


2017/6/28
 今年は、5月の連休前後まで、インフルエンザの局所的流行がありました。 最近は以前に言われていた流行期(季節性)がずれていることがしばしばあります。 おたふくかぜ(ムンプス)、みずぼうそう(水痘)も同様に、季節性がなくなってきている印象があります。
 100%の発症予防や副作用ゼロの予防接種は残念ながらありませんが、予防接種で発症しにくくなったり、発症しても重症化しないで済むことが期待できます。
 生後2か月からの同時接種で、赤ちゃんが泣いてしまうのを見ているのはつらいですが、予防接種の効果と副作用の両方についてよく理解して、予防接種を受けていただきたいと思います。
 
 保育園や幼稚園ごとに流行している種類は異なっていますが、ノロウイルスによる感染性腸炎、溶連菌感染症、手足口病、ヘルパンギーナ、アデノウイルス感染症などが見られています。また、午後からの発熱が繰り返され、長引いている場合もあります。 すぐには症状がはっきりしないこともよくあります。 体調のすぐれないときは、無理をしないようにしてください。
 

2017/3/16
 インフルエンザの流行は静まってきていますが、局所的にはA型、B型ともに流行っているところがあります。
 おたふくかぜ、溶連菌、アデノウイルスもしばしば見受けます。いずれも飛沫感染や接触感染で広がりますので、手洗い、うがい、マスクの使用など、気を付けるようにしましょう。
 なによりも、休息と消化の良い食事と水分補給が大切です。子どもたちの様子がいつもと違うように感じたときには、無理をせず、様子を見てあげてほしいと思います。

 日本脳炎ワクチンについては、少しずつ供給数が増えてきています。まだ十分な量は確保できないので、予約や接種を待ってもらうこともありますが、お問い合わせください。