※上記QRコードを読み取っていただきますと、一般の携帯からは携帯サイトが、スマートフォンからは、スマートフォンサイトが閲覧可能です。
子どもの予防接種のめやす
予防接種には、定期接種と任意接種がありますが、どちらも大切です。
ここでは、草津市・栗東市での接種のめやすを示しています。
日本脳炎ワクチンについては生後6か月から定期接種として接種できますが、草津市・栗東市では3歳からの接種を標準としています。草津市・栗東市でも、希望される方には生後6か月から接種は可能です。最近は、3歳になるまでに接種をする方が増えてきています。特に、転居が予定されている場合には接種を済ませておくほうが良いかどうか、接種される医院で相談しましょう。
ヒトパピローマウイルスワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)は、女の子が中学生の間に接種しておいてほしいワクチンです。接種後の有害事象の問題で接種勧奨が見合されていましたが、本年(2022年)4月から、積極的な接種勧奨が再開されました。気なることは、かかりつけ医としっかり相談してから接種を受けましょう。
生後2か月になったら始めましょう。
定期接種として、ヒブワクチン(3回)、
肺炎球菌ワクチン(3回)、
B型肝炎ワクチン(3回)、
ロタウイルスワクチン(2回ないし3回)
(2020年10月から、ロタウイルスワクチンも定期接種に加わりました。
生後15週になるまでに始める必要があるので、遅れないようにしましょう。)
生後3か月からは、4種混合(DPT-iPV)ワクチン(定期接種、3回)、も始めてください
生後5~8か月頃に、BCGワクチン(定期接種)
生後6か月からは、
インフルエンザワクチンも任意接種として接種が可能です。
インフルエンザワクチンは毎年接種することができます。
有効性について、よく相談して納得してから、受けるようにしましょう。
1歳になったら、
定期接種として、ヒブワクチン(追加)、
肺炎球菌ワクチン(追加)、
麻しん風しん混合(MR)ワクチン(初回)、
水痘ワクチン(初回と追加の2回)、
4種混合(DPT-iPV)ワクチン(追加)
任意接種として、おたふくかぜワクチン
3歳になったら、
定期接種として、日本脳炎ワクチン(2回)を始めましょう
(日本脳炎ワクチンは生後6か月から接種が可能です。3歳未満での日本脳炎の発症者が出ている地域では生後6か月から接種することがすすめられています。
草津栗東では、今のところ3歳からの開始が標準的ですが、半数の方は3歳未満からの接種をされています。)
4歳になったら、
定期接種として日本脳炎ワクチン(追加接種)
年長さん(小学生になる前年)になったら、
定期接種として、麻しん風しん混合(MR)ワクチンの2期、
任意接種として、おたふくかぜワクチンの2回目
小学4年生になったら、
定期接種として、日本脳炎ワクチンの2期
小学6年生になったら
定期接種として、DTワクチンの2期
中学生になったら
女の子の場合、
定期接種として、ヒトパピローマウイルスワクチン(子宮頸がんワクチン)があります。
接種後の有害事象の問題がありましたが、接種勧奨が再開されました。
子宮頸がんを考えると中学生の間に3回の接種を済ませることが大切です。
現在、2種類のワクチンが定期接種に採用されています。
2種類のウイルス型が含まれる2価ワクチン(サーバリックス)と4種類のウイルス型が含まれる4価ワクチン(ガーダシル)の2種類です。それぞれに長所がありますが、当院では主にガーダシルを用いています。希望される方にはサーバリックスも接種はできますので、ご相談ください。
9種類のウイルス型が含まれる9価ワクチン(シルガード)が認可されており、幅の広い効果が期待されていますが定期接種として採用されていないため、シルガードを希望される場合は、自費での接種(任意接種)となります。当院でも接種はできますが、高価格なため、費用についてはあらかじめ受付でご確認ください。