白波瀬小児科

草津市野村の小児科 白波瀬小児科

〒525-0027 滋賀県草津市野村8丁目9-37
TEL 077-561-0880

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診察室便り

2019/12/7
 インフルエンザは小学生を中心に流行が広がってきている様子があります。 休みの日には、家族でのイベントごとなどを企画されているかもしれませんが、休養をしっかりとることも大切です。 睡眠とバランスの良い食事をしっかりとることが、体力や免疫力の維持に必要です。 また、多くの風邪は飛沫感染や接触感染で広がります。 咳エチケットは家の中でも大切な習慣です。 家族に熱や咳が出ているときは、症状のない家族もマスクを使いましょう。 マスクをすることは、慣れないとなかなか面倒くさいことです。 しかし、感染の広がりを防ぐためには大事なことですので、是非、家族みんなで練習してほしいと思います。

 私事ですが、腰痛と下腹部痛が続いていたため、12月5日(木)の午前診療を休診して病院受診をしてきました。 CT検査などを受け、慢性の虫垂炎の診断を受けました。 緊急入院の必要はなかったのが幸いですが、12月17日(火)から19日(木)まで、入院して治療を受けることになりました。
 インフルエンザや感染性腸炎や細気管支炎など、冬の風邪が増えてきているときに、休診することには悩みましたが、気になることにはしっかり対処してから、診療をつづけたいと考えました。 3日間の臨時の休診となりますが、よろしくお願いいたします。

2019/11/27
 先週から、インフルエンザや発熱や咳症状などで、学校や園を欠席する子どもたちが増えています。 地域的にも広がりをみせています。 インフルエンザについては、家族内で特によく広がるように感じます。 登校登園してから、発熱や体調不良がはっきりしてくることもよくあるので、朝の子どもたち様子をよく見るようにしてください。 気になることがあるときは、むりをしないようにしたり、学校や園からの連絡がつきやすいようにしましょう。
 インフルエンザと同時に、溶連菌感染症もしばしば見受けます。 最近の溶連菌は細かい赤い皮疹が体幹や四肢に出て、かゆみを伴うことも多い印象があります。 年齢に関係なく、また何度も感染するので、気をつける必要があります。 
 少し暖かい日と寒さの強まる日が交互に現れる季節です。 子どもたちの体調が崩れやすい季節でもあります。 手洗い・うがいはいつも通りに続け、子どもたちの表情や様子にも気を配ってもらえることを願います。

2019/11/10
 毎年のことですが、インフルエンザの季節になると、「発熱=インフルエンザ」と心配されるかたを少なからず見受けます。 インフルエンザは高熱が続くだけでなく、体力をかなり疲弊させ、中耳炎や肺炎を起こし、家族や周囲への感染拡大も心配です。 時には、けいれんや脳炎などの重症に至ることもあります。
 鼻腔や咽頭の粘膜をこすって、 インフルエンザウイルスの迅速検査ができ、 症状の軽減をはかることのできる内服薬、吸入薬、点滴薬などもあるので、 検査を希望されるかたがたくさんあります。 迅速検査については、 年々改良され、 実施タイミングや検出率の改善されてきました。 しかし、 検査の陰性がインフルエンザにかかっていない根拠にならないことには、以前から変わりありません。 また、インフルエンザの場合でもすべてに、抗インフルエンザ薬を使う必要があるわけでもありません。
 発熱した場合は、 インフルエンザであろうとなかろうと、 まず休養し、 感染を広げないためにも、 タオルや食器の共有をしないようにし、 さみしくても家族(特に赤ちゃんや高齢者)との接触もできるだけ控てほしいと思います。
 インフルエンザだけが怖い感染症ではありません。 発熱の場合には、 症状経過をしっかりみて、 症状によっては、 かかりつけ医に受診し、 なんらかの検査をするかどうかも含めて、 どのように対処すべきかを相談しましょう。 「インフルエンザの検査が陰性=安心」ではなく、 原因に関係なく慎重に経過を見ることが大切と考えていただけたらと、 願っています。

2019/11/5
 インフルエンザは早くから流行の兆しがありましたが、地域には差があるものの、すぐには大流行にはならずにくすぶっているような様子がありました。 しかし、夜の気温が冷え込むようになりだした先週からは、学級閉鎖の報告が増えはじめた印象もあります。
 インフルエンザワクチンは今年は不足することはないという予想ですが、各医療機関ごとに入手できる数が決められていたり、その日の接種できる人数に限りがあったりして、 希望通りの医療機関や日程で接種できないこともあります。  それぞれの医療機関で早めに相談するようにしてください。
 
 夏から秋にかけては、肺炎に至る咳のひどくなる風邪を見受けました。 乳幼児ではゼーゼーした呼吸になる風邪も流行っています。 保育園やこども園の秋の内科健診では、鼻水や呼吸のしんどそうな こどもたちを少なからず見受けました。 登園させたい事情もよくわかるのですが、無理はされないように願っています。 38度以上の高熱の出た翌日は、朝に熱が下がっているように見えても午後からまた上がりだすことがしばしばです。 熱が数日以上続いたときには、解熱後の休養も取っていただけるとよいのですが、、、。 事情も様々で、悩ましいときがあります。

2019/8/28
 線状降水帯のために各地で大変な状況が生じています。 湖南地域では大きな災害が比較的少ないものの、いつ何が起こるか分からず、いろいろな対策や心の準備が必要です。
 防災グッズの準備だけでなく、避難場所避難経路を確認しておくことが大切です。 想定外のことが起こるのが、災害の常です。 車がつかえないこともしばしばです。 時々はご家族で、避難経路を実際に歩いておくことが勧められます。 また、お互いに連絡を取りあえない事態も考えられます。 そうした時の、家族内での事前の約束事を決めておくことも大切とされています。

 最高気温は少し下がり、エアコンなしで過ごせる夜もあります。 体が気候変動に慣れていないと、風邪をひきやすくなります。 服装や寝具や室温など、気候に合わせて対応したいのですが、なかなか難しいことです。

 手足口病のタイプ違いを見受けます。 手足口病の原因ウイルスは何種類もあるため、何回もかかってしまいます。 今年だけで、2,3回かかることもあります。 お盆の前までは皮疹の激しいタイプをよく見ましたが、ここ数日は数年前までよく流行っていた、手足の水泡と舌に口内炎のできている子どもをみました。 引き続き、共有物は減らしたり、良くふき取るようにし、手洗いもしっかりするようにしましょう。

2019/8/5
 手足口病の発症数は峠を越えてきましたが、まだまだ発症警報の出るレベルが続いています。
 ヘルパンギーナ、アデノウイルス感染症(プール熱や結膜炎)、リンゴ病なども流行中です。
 
 熱が続き、肺炎にいたる子どもが増えている印象があります。午前中は37.0度前後に下がるものの、午後から夜に38度以上になる日が繰り返されます。呼吸音が悪くないのに、胸部レントゲン検査で肺炎が確認されることもあります。

 保育園、こども園、学童保育に早く行けるようになってほしいとは思いますが、十分に回復してから登園登校するようにしてください。朝に熱がなければ登校登園してよいときもありますが、発熱が数日でも続いた後は、せめて1日、熱が上がらない日をみてからにすることを勧めます。(はしか、インフルエンザ、アデノウイルスなど、解熱後の自宅安静の日数が決まっているものもあります。)

 手足口病やヘルパンギーナのように、ウイルスの排出期間が3~4週間もあり、感染力がなくなるまで休むことが現実的には困難な感染症もあります。しかし、発病した子ども自身の重症化や長期化を防ぐとともに、周囲の子どもたちへの感染拡大を防ぐために、しっかり休養期間を取ってください。

2019/7/15
 大阪での小児科関連の研修会に参加してきました。 ことばの成長に関する演題もありました。 
 最近、「こどものことばが遅いのでは?」と心配されるご家族の相談を受けることがあります。 4か月健診や10か月健診では、聴こえの確認が主目的になりますが、1歳半健診と2歳半健診では、ことばがどの程度に出ているかの確認も大切になります。
 ことばの成長には、いろいろな要素が絡みます。 研修会では、言語聴覚士の先生が講演されていました。

 ことばを話せるようになるためには、まず、ことばをいろいろ聞いて、いろいろな言葉があり、その言葉には意味のあることを知ることが大前提となります。 そのあとに、話したいという気持ちが高まることで、ことばが出始めます。 気持ちが高まるのは、ゆっくりした子供では3歳ころになることもあるようです。 したがって、言葉の理解が十分にできている子供の場合には、気持ちの高まりが訪れれば、自ずとことばが出始めるので、その時を待つことになります。 

 ただ、ことばがゆっくりになる要因にはいろいろあり、どんなタイプかを知ったうえで、タイプに合わせて経過を見る必要があります。 はやめに子供とのかかわり方を知り、時には大人と子供が一緒にトレーニングをするほうが良いこともあります。 気になることがあれば、かかりつけの先生や市役所の子育てに関する部署で相談されることをお勧めします。


2019/7/13
 湖南地域全体で、手足口病、ヘルパンギーナ、伝染性紅斑(リンゴ病)、咽頭結膜熱(プール熱)が流行しています。 保育園、こども園、幼稚園ごとに傾向が異なるものの、いつ症状が出てもおかしくない状態です。

 今流行中の手足口病では、皮疹の出方がとても多彩です。 手足口病の原因となるウイルスには10数種類以上のウイルス型があることが知られており、今年も複数のウイルス型が流行していると考えられます。 皮疹がたくさん出るタイプでは、口の周りや四肢の全体に皮疹が広がります。時には体幹にも皮疹が出てきます。 水痘(みずぼうそう)、単純ヘルペス感染症、伝染性膿痂疹(とびひ)と似た症状の場合があります。 以前に、IgA血管炎(アレルギー性紫斑病)のこどもが、初めは手足口病と思われていたことがありました。 
 皮疹を伴う疾患においては、初期には診断が難しく、経過を見てようやく診断がつくこともしばしばです。 ときには皮膚科への受診が必要になることもあります。 かかりつけの先生と、十分に相談をするようにしてください。


2019/6/1
 水痘(みずぼうそう)が散見されています。
 現在、水痘ワクチンは定期接種として、1歳(3歳未満)で、3か月以上(標準は6か月)の間隔で2回の接種が行われています。2回接種しても、完全には水痘の発症を防ぐことはできませんが、発症したとしても大概は症状が軽くなります。症状が軽くなるのはワクチン効果です。ただ、少し問題も生じます。症状が軽くなるために、診断が困難になる時があります。

 水痘は、発赤、水泡、びらん(水泡の破れた状態)、痂疲の混在した症状から診断がつくことがほとんどですが、典型的な皮膚症状ができていないと、診断が難しくなります。診察した医師ごとに、異なる診断になることもあります。水痘と診断されていたが、虫さされからのアレルギー反応の皮疹であったり、水泡形成がブドウ球菌や溶連菌の皮膚感染症だった例もあります。
 しっかりと経過を見ましょう。医師から聞いた経過と異なるように感じたときは、もう一度、受診するようにしましょう。変化を診てもらうことが大切です。

 最近、水痘の水泡から迅速検査で水痘ウイルスを検出する迅速検査ができましたが、症状が軽くて水泡形成が乏しいと、ウイルスの検出が難しくなるのではないかと気になります。当院では、今のところこの迅速検査は採用していません。検査の有効性の情報が得られたら、採用を検討したいと思っています。


2019/5/31
 インフルエンザはあまり見受けなくなりましたが、2009年の新型インフルエンザの流行以来、夏でもまさかの発症があるので、忘れることはできません。ほかにも、ロタウイルス、RSウイルス、水痘、おたふくかぜなど、季節に関係なく発症が見られます。

 最近の滋賀県での感染症の集計からは、溶連菌感染症の増加が報告されています。感染性胃腸炎も、地域により増えています。夏かぜ(手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱など)も増える兆しです。

 感染性胃腸炎では、ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスが迅速検査で確認できます。当院でも、いずれのウイルスとも確認されています。症状は同じように見えても、どの迅速検査にも反応しない例もあります。下痢症状で診療所を受診するときには、下痢便を採取し(おむつのときはそのままで)、それを持参していただけると、とても参考になります。
 もし、血の混じる便が出たときには、細菌性の胃腸炎のこともあります。やはり、便を検査に出すことが重要になります。(感染症以外では腸重積やメッケル憩室などにも注意が必要になります。)


2019/4/24
 インフルエンザの地域的流行があります。A型もB型も報告されています。いったん収束しかかっていたので、「まさか」と思われるかもしれませんが、症状や経過によっては迅速検査をすすめられることもあります。
 胃腸風邪もしばしばみられます。迅速検査ではロタウイルスやアデノウイルスが陽性になることがあります。ロタウイルスは、過去には冬季白色便下痢症と呼ばれていたこともありましたが、最近は春先の流行も知られています。ロタウイルスにはワクチン(生後2ヵ月ごろから2回ないし3回の経口)がありますが、発症予防というより、重症化の予防が主な目的です。実際、ワクチンを終えている乳児幼児でも、迅速検査で陽性の出ることがあります。嘔吐が半日以上続くとき、顔色や表情の悪いとき、水分を飲めないときなどは、受診をしましょう。

2019/3/27
 ぜーぜーした呼吸をする風邪が流行っているように見受けます。
 同じ症状で、12月から1月にはRSウイルス(RS)、1月から2月にはヒトメタニューモウイルス(hMP)が見られていました。 この二つのウイルスについては、インフルエンザと同じような迅速検査があります。 (RSとhMPについては、保険診療での年齢制限や条件ががあるので、残念ながら全例には迅速検査をすることができません。)
 しかし、最近のぜーぜした呼吸の風邪の場合、RSでもhMPでもないウイルスか細菌が原因になっているようです。 午前中は熱が低めでも午後からは高い熱になるということが4,5日以上続くこともあり、採血やレントゲン検査が必要になることもあります。 咳が何日も続くときや熱が上下しながら続くときには、受診することをお勧めします。

 花粉や黄砂が原因と思われるアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎も見受けます。 鼻の症状が強いと睡眠不足になることがあります。 目を強くこすると、角膜に傷がついてしまいます。 気になる症状のある時は、耳鼻科、眼科、小児科などで相談してください。

2019/3/7
 インフルエンザの全体の数は減少していますが、インフルエンザB型が散発している情報があります。 インフルエンザ以外のの高熱の風邪、下痢嘔吐の風邪、長引く咳の風邪などいろいろで、クラスの欠席者の増えている学校も、少数ですがあります。 こどもたちの体調に変化を感じたときは、できれば、まず休養を取らせてあげてほしい、と願っています。

 ところで、夏の来る前に、日本脳炎ワクチンを受けましょうと、よく言われます。
 日本脳炎は、蚊が運んでくるウイルス感染症です。 日本脳炎を発症した患者数は、2000年以降では年間で10人前後で、九州からの報告が多いのですが、北海道・東北地方を除いた広い地域から報告されています。 年齢では、15歳以上が多いのですが、14歳以下での報告もあります。
 日本脳炎ワクチンは定期接種で、今のところは3歳からの接種が目安となっていますが、生後6か月からは定期接種として、ワクチンを受けることができます。 ワクチンの接種量は、3歳未満は0.25ml/回で、3歳以上は0.5ml/回です。 接種回数は、7歳6か月までに3回、9歳から13歳になるまでの間に4回目をするというのは、どの年齢から始めても同じです。 ワクチンに関する疑問は、かかりつけの先生としっかり相談するようにしましょう。 

2019/2/20
 麻しん(はしか)の流行が心配されています。
 大阪や京都で発症者が増えています。
 草津保健所管内でも、先週に麻しんの発症者が確認されました。

 麻しんの潜伏期は10日から21日程度ですので、今週末からは草津保健所管内やその周辺での発症者が増える可能性があります。
 典型的な場合は、3日前後の高熱の後に、口腔内にコプリック斑(口腔粘膜が赤くなりその中に小さい白点が点々と見られる)と呼ばれる症状がでて、体幹や顔から四肢に広がる紅い発疹がでて、さらに熱が数日続きます。咳や鼻水の症状も強く、目が赤くなる、中耳炎が生じる、気管支炎や肺炎になる、まれですが重篤な状態になることもあります。(麻しんワクチンを受けている方では、典型的ではない症状になることがあります。)

 麻しん風しん混合ワクチンは、1歳の時と年長の時(小学校に入る前年)の2回の定期接種として実施されていますが、1歳未満の赤ちゃんや1歳以上でも接種できていない場合や免疫の強くないあるいは維持できていない状態の方では感染がしやすいと考えられます。

 熱が続きながら発疹も出てきた場合、流行地に行っていたことがわかっている場合、また、海外旅行をしてきた場合などは、医療機関に情報を伝えたうえで受診されることをお勧めします。

2019/2/13
 インフルエンザA型の流行は峠をすぎましたが、B型の流行がこれからどうなるのか心配なところです。最近は5月ころまで発症する方があります。引き続き家族全員で気を付けて過ごしてください。
 嘔吐から始まるインフルエンザもあります。初期にはウイルス性胃腸炎と区別しにくいときがあります。経過の思わしくないときは、「おなかのかぜ」と決めつけず、もう一度受診してみるのも大切かもしれません。

 今年のゴールデンウイークは長い連休となるため、滋賀県や医師会が、各診療所(医院)や病院が診療日を設けるかどうかの調査をしてます。もともと、休日にも診療をしている医院や病院や守山・野洲・草津・栗東の湖南4市で協力している湖南広域休日急病診療所がありますが、それら以外にも、臨時に診療を行う診療所や病院があるかの調査です。県や医師会のホームページや広報などで情報公開があるかもしれませんので、参考にしてください。

2019/2/6
 立春をすぎると少し暖かさを感じる日もありますが、寒の戻りもまだまだありそうです。
 インフルエンザの発症数が少し減ってきた感じもしますが、保育園、幼稚園、学校ごとにインフルエンザの勢いは異なっています。2回目のインフルエンザにかかっている子どもも見うけます。
 インフルエンザではない熱の上下がつづく風邪や、ぜーぜーと呼吸の荒くなる風邪や、嘔吐ではじまる胃腸風邪もみられます。「インフルエンザでないから軽い風邪」というわけではないので、体調の悪いときは、しっかり休養するようにしましょう。

 インフルエンザの診断は、症状から判断される場合もありますが、インフルエンザウイルスを検出する迅速検査があります。多くの場合は鼻の穴から綿棒を奥のほうまでいれる検査です。反応が早くから出る人と、時間がある程度たたないと反応が出てこない人がいます。保険診療では、検査のできるタイミングと回数が決められています。また、反応がなかったとしても、インフルエンザにかかっていない証拠にはなりません。検査をするかどうか、その結果をどう判断すべきか、医師としっかり話をするようにしてください。

2019/1/30
 インフルエンザの流行がピークになっています。あと2週程度はこのピーク状態が続くことが予想されます。
 今はA型が主流ですが、2月に入ると、B型の流行に置き換わることがあります。A型とB型では遺伝子型が異なるため、2回目のインフルエンザにかかることもあります。実は、A型にもタイプ違いがあります。例年、A型が2種類、B型が1ないし2種類確認されるので、ひと冬の間に3回インフルエンザにかかることも考えられます。
 「この冬はもうインフルエンザにかかったから、次の冬までは心配はない」なんて思わず、予防対策(手洗い、うがい、マスク、十分な睡眠、偏りのない食事など)を続けてください。


2018/6/1
 梅雨入り前に運動会を開催する小学校が増えていているようです。9月、10月が台風で予定が狂いやすかったり、夏の暑さが残って熱中症になりやすいことを考えるとよい傾向かもしれません。私が小学生時代を過ごしたところでは、春に小運動会、秋に大運動会と2回ありました。春の小運動会は、徒競走が中心で、こじんまりしたものだったことを思い出しました。
 5月初めまでは、局所的なインフルエンザによる学級閉鎖が散見されていました。ようやくインフルエンザは終息したようにみえています。しかし、2009年に新型インフルエンザが登場したのが5月だったことを考えると、1年を通して、油断してはいけないように思います。今のところ、アデノウイルスや手足口病が増える気配です。溶連菌や感染性腸炎も見受けます。
 朝ご飯、睡眠をしっかりとって、体調を維持してください。


2017/12/23
 12月中頃から、草津市・栗東市ではインフルエンザの学童・園児たちが増え始めました。一部の小学校や幼稚園では学級閉鎖や学年閉鎖もありました。これからはいろいろな行事や用事で、いろりろな人との接触も多いと思います。楽しみなイベントもあるかと思いますが、訪問をする側もされる側もお互いに、体調のすぐれないときには、無理をしないようにしましょう。

 冬の時期ですが、保育園では、夏かぜと呼ばれるヘルパンギーナ、手足口病、プール熱も散見されています。胃腸の風邪や溶連菌やRSウイルスも流行があります。
 感染病原体の特定できない、熱の上下が長引く風邪もしばしば見受けます。ときに、肺炎にいたることもあります。しっかり体調が回復してから、集団生活に戻ってほしいと思います。


2017/9/28
 今シーズンのインフルエンザは、早くに流行が始まるという情報があります。草津でもすでに、9月中に複数の小学校で学級閉鎖がありました。草津市内のある事業所での成人の方の流行もありました。 今のところ、大流行にはなっていませんが、注意が必要です。
 昼間は少し汗ばむ気温にまで上げることもありますが、夜は肌寒くなってきました。 湯冷め、寝冷えに気をつけていただきたいと思います。 なにより、いつも通りの、マスク・うがい・手洗いは大切です。 また、体調を維持するためには、睡眠とバランスの良い食事が大切です。 無理矢理に食べさすことに対してはいろいろな意見のある所ですが、少しずつでも偏りのない食事ができるようになってもらえたらよいなと思います。 ただし、食事アレルギーのある場合は、かかりつけの先生と相談しながら、慎重に対応してください。
 
 RSウイルス感染症は、例年より多くなっています。 咳が良く出て、時にゼーゼーした呼吸になります。 1歳までの赤ちゃんでは重い症状になることがあるので、特に注意が必要です。 咳の良く出ているときは、赤ちゃんとの接触を控えるようにしてほしいと思います。


2017/6/28
 今年は、5月の連休前後まで、インフルエンザの局所的流行がありました。 最近は以前に言われていた流行期(季節性)がずれていることがしばしばあります。 おたふくかぜ(ムンプス)、みずぼうそう(水痘)も同様に、季節性がなくなってきている印象があります。
 100%の発症予防や副作用ゼロの予防接種は残念ながらありませんが、予防接種で発症しにくくなったり、発症しても重症化しないで済むことが期待できます。
 生後2か月からの同時接種で、赤ちゃんが泣いてしまうのを見ているのはつらいですが、予防接種の効果と副作用の両方についてよく理解して、予防接種を受けていただきたいと思います。
 
 保育園や幼稚園ごとに流行している種類は異なっていますが、ノロウイルスによる感染性腸炎、溶連菌感染症、手足口病、ヘルパンギーナ、アデノウイルス感染症などが見られています。また、午後からの発熱が繰り返され、長引いている場合もあります。 すぐには症状がはっきりしないこともよくあります。 体調のすぐれないときは、無理をしないようにしてください。